追想の彼方

自然の中で、日々の暮らしの中で・・・見つけたこと、思ったこと、感じたことなどを綴っています。

プラットホーム

貨物列車が 轟音と共に


呑気にそよぐ 風を押し退け



豪快に駆け抜ける



「もう直ぐ、列車が到着します」 と



アナウンスが いつもより素っ気なく流れ


耳触りのいい あのメロディーが流れて



プラットホームのベンチに 腰掛けた僕は


安物の腕時計に ぱっと 視線を落とす




この列車が到着して


扉が開けば・・・



車掌の鳴らす


笛の音の合図が 聞こえれば・・・



一体どこへ 向かうつもりなんだろう 今さら


一体どこで 降りることになるんだろう 行くあても無いのに



もう少し 独りベンチに


座り込んだままで



 

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。