追想の彼方

自然の中で、日々の暮らしの中で・・・見つけたこと、思ったこと、感じたことなどを綴っています。

海と空 砂と波と 影と光と 

赤い テールランプで込み合う
幹線道を逸れて向かった
人気無い 小さな砂浜


降り立ち 柔らかな砂踏んで
沈ませて 歩いた 足跡残す


暮れ残り 淡く
南の空に 広がって


打ち寄せる波 
白く崩れ 泡のように
消えてゆき 引いてゆく


打ち返す 波 波
留め処なく
打ち寄せて 白く崩れ
また泡のように 弾けて 消えて


海は光る 銀色に染まり
鏡のように 空映し揺れる


海橋の下
小型のボートは 帰りを急ぎ


一杯に荷を積んだ
貨物船が 静かに進み
ゆっくりと広い 沖合いへ向かう






風吹くままに

真昼の空 溢れる陽差し
嵐は昨日に過ぎ去って


雲 雲追いかけて
雲 雲追いかけて


戯れるように 
語らうように


何処へ行く 何処へ行く


何処へでも 何処へでも 何処へでも
何処までも 何処までも 何処までも


風吹くままに
吹かれるままに


このままずっと
眺めていたい

秋の口元 見てみれば

衣替え もう過ぎて
柿の実 ぽっ と 色付いて
毬栗 ぱっ と 咲くように 開いて 開いて


夏はもう殆ど 呑み込まれてしまった
残された尻尾だけが ジタバタしてる
一回り大きな魚 秋の口元で


全て平らげられて
頭と 刺々しい骨と 尻尾だけの姿になり
ぷっ と 吐き出されてしまったら 漸く


夏も終わりに
過ぎ去った季節に


変えることが出来そう
僕のなかで