追想の彼方

自然の中で、日々の暮らしの中で・・・見つけたこと、思ったこと、感じたことなどを綴っています。

スクリーン

まるで 生きているみたいに


砂浜へ 白い波は



何度も 打ち寄せて


さざめく さざめく リズミカルに



暗闇のなかの 眩しい光



水平線は 気に留める様子もなく


ただ空と 海だけを


静かに繋いで



視線は そんな風景に


ぴったり合わさって



気持ちも一緒に 暫く


動かせなくなった



きっと 一つになったんだ





降り止まない 雨の日には

部屋のなかに 漏れ響く


柔らかな雨音を 聴きながら




語り合おう 交わす言葉は 少な目に




今朝見た 夢の話をしよう 憶えていたなら


二人が 知り合った頃の話をしよう もう一度




話すことが 無くなってしまったら




ゆっくりと寄り添って 優しく触れ合おう


互いの温もりを 確かめ合うために




そして 静かに目を閉じて そっと 口づけをしよう




愛しい 君だけが僕の傍に


居てくれるだけでいい




熱い光と 吹き抜ける風と

いい風が吹いてる



陽の光に輝く 若葉が揺れる


森が 楽しそうに 騒いでる



谷を流れる 岩だらけの川は


煌めきを 絶え間なく運んで



薄い雲に覆われた


空は 目を細めるほどに 眩しくて 眩しくて



鳥が ゆっくり横切った そして


蜻蛉がすっと 横切って



景色の匂いが 


全身に流れ込む