追想の彼方

自然の中で、日々の暮らしの中で・・・見つけたこと、思ったこと、感じたことなどを綴っています。

夜更けの暗闇に浮かぶ憧れ達を、夢の中へ連れて行けたなら

古いラジカセの小さなスピーカーから
ゆっくりと
語りかけるように流れ始める「Stand by me」


珈琲の
温かくほろ苦い香りを楽しみながら
短編小説を少しづつ捲りたい


爽やかな夏の日の朝
誰もいない海辺に
独り佇み


清々しい潮風に身を委ねながら
優しい波の音に
耳を澄ませ


遠く広がる青い海を
静かに
眺めていたい


今にも目の前を過ぎ去ろうとしている
金色に光る
時の砂を捉まえて


手の平の上に零し
さらさらと
音も無く
指の透き間から滑り落ちて行く様を


胸躍らせながら
食い入るように見詰めたい


そんな
細やかな憧れ達を思い浮かべながら
そのまま
すやすやと
気持ち良く浅い眠りに落ちて行き


ふわり柔らかな夢の中で
その続きを


あぁ
心行くまで
愉しんでいたい






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