追想の彼方

移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに

endless world

かすみ じゅん

きっと
俺達は同じ穴の狢で
この星に存在する限り

ずっと
俺達の意識は
technologyが
拡がり続ける網の目で繋がり
繊細なlineと
夢想のwaveを

亡霊のように
駆け巡り游ぎ続ける

そして何時も
身体の所在地は
「銀河系宇宙地球の」
が付き頭に

電柱の如く
様々な国の街中
至る所で静かに佇み

動乱に騒めく
世界を見据え
手を差し伸べ合い
指先で結ばれ
気持ちを通わせてる

時には麗らかな
流れ風のように
踊り抜け摩天楼を
跳ね回る埜山を

遊び飽けば揺蕩う

海原を想い浮かべ

逸れ雲のよう長閑に
日々を漂い暮らす

我儘し放題に思うが
皆同じよう泣き笑い
同じように飲み食いし
同じように排泄し
歯も磨きshowerを浴びる

偶に噛み合わず
反発し対立して
揉めごとも起こすけど

誰しも平和を幸せを
望んでるのは確か
万物残さず引っ括め
粗方は縦に頷く筈

これから先々
どんなに技術が進歩し
世の中が呆れる程に
便利になろうと

どんなに苦く悲しい
遣る瀬ない歴史が
性懲りもなく
繰り返されようとも

幾度となく
無残な焼け野原から
再生した大地に
健気に芽吹いた命と

また今年も
所狭しと溢れ返り
春を華やかに彩り
そして儚くも
可憐に散りゆく薄桃の花片を

魂に擦り込み
追憶に握り締め
この胸の深奥で
忘れぬ心を抱いて生きたい

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