追想の彼方

移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに

収束を求め火照る心は

かすみ じゅん

ここん所暫く
trouble続き何だか変に
根気を詰め過ぎて
いたのかも知れない


ガッチガチに
凝り固まった頭で
弱い自分を縛り上げても


小憎たらしい言葉を
世に向け撒き散らし結局
後味悪いし元の木阿弥


昇ってた夢の階段に
いつの間にか背を向け
憤り降っていたようで


その途中ゆうらり
流れる景色には当然
辛く苦しい出来事も
温かで優しい想い出も


代わる代わる現れては消え


しょぼくれやさぐれた
未熟な己もまざまざと
埃まみれの記憶から蘇る


何やってんだかな麓の
真っ暗な深宵には蟋蟀達が

鈴声をささめき瞬かせ


白銀色に光る傘でも
開いてるみたいに点と

電柱灯は淡く滲んだ

夜気の欠片を照らす


ひたぱた冷湿る庭先に
粒玉雨はぱらつき

曲坂だらけの住宅街は

闇に沈んで裏路地を浮彫る


もしもこのまま仮に
この身が枯れ果てて
この世からfadeoutして
影も形も無くなる前には


この歯切れの悪い気持ち
弾け飛ぶほど篠突く雨に
激しく打たれたいとか
そんな無茶を考えてしまう


そうかと思えば気紛れに
何だか下っだらねえな何て
履き慣れたsneakerをもし
今宙高く蹴り投げてみても


また明日の気分屋の気分が


澄むか濁るか最終的には
穏やかな凪か時化になるか
自分のその時の裁量一つで

決まってしまう事なのに

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