追想の彼方

自然の中で、日々の暮らしの中で…移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに。

The fate of dropout

ああな、まるで
魂を切り売りして
生き延びているみたいだ


誰のどんな役に
立っているとも知れず
俺は自分自身を綴る


この減点方式の評価社会


どうにも遣る瀬なく
覆しようも無い
real に打ちのめされる度


有りっ丈の思いを
腹から湧きだす渾身の力で
破格の紙切れに注ぎ込む


当たり前だぜ
ただじゃ絶対に
終わらせはしないのさ


例え地面に突っ伏し
苦い砂をざゃりじゃり
噛み砕き赤唾吐くよな


もしかそんな羽目に
陥ったとしてもその辺の
雑草を掌に握り締め


ぎちがち歯食い縛り
傷塗れの躰でもまた
しぶとく踏張り這い上がる


誰から何時どんな理由で


白い目で見られて
扱き下ろされ無視され
チンケな噂たてられようが


俺は断然気にしねえ
完全に shutout
己の意志を貫き進むだけ


分かってるんだ
小賢しい嫌がらせと1銭の
得にもならねえ嘲りと


荒唐無稽な道のり
明日の日も吹き荒れる
冷たく鋭い逆風の中を























※The fate of dropout
…落ち零れの運命

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