いつから孤独に 慣れてしまったんだろう 記憶すら霞んで 信頼できる友たち 遠く何処へ 繋がりを断って久しい 振りかえり 気がつけば 長い長い歳月が過ぎ去った 一体どこに 向かって進んでいるのか、 今俺は寒空のなか 矛盾が入り乱れる 思考を頭に抱えたまま 枯れ藪に包まれた道程 手探りで踏み込んでゆく... 続きをみる
2023年11月のブログ記事
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待っているのかも知れない あの日からずっと 遠く夕陽が照らす 東の暮れ空を見詰めながら 待っているのかも知れない 記憶の中でずっと 薄闇に染まる峠の池畔 冷たい風吹くベンチに佇み 震える手の平を擦りながら 追憶に転げ増えゆく落葉 待っているのかも知れない 何もかも無茶苦茶に ぶち壊してしまいたい衝... 続きをみる
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名無し草 ─At the foot of the usual road─
西空へ夜はぐれ星残し 明るみ始めた 仄暗い早朝の幹線道で 排煙の苦臭いトラック 疎らな車達がすっ飛ばす 俺は俺でいつものよう 気忙しく心拍数を上げ 原チャを唸らせて 小賢しく、ぶっ飛ばす 山裾のバイパスを潜る 脇道へと左折する 道なりに進んでいけば 痩せ川の橋路に繋ぐ高架下 辿り登る緩い勾配の頂に... 続きをみる