追想の彼方

移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに

A nasty disease

かすみ じゅん

窓辺のcurtainを
剛風が踊らせる



喉元が痛いんだ
外は嵐の夜更け


日頃の鬱憤を
ヤケクソ気味で


喚き散らした
訳でもないのに


また流行の病が
移っちまったか



隠れ月の裏側へ
逃避行できる
passportが欲しい



どこに居ようが
四の五の聞かされ


溜息を飲み込み
始終腹を下してる


明日には噂の
巨大地震が起きて



この煩わしさと
むず痒さの塊
壊してくれるかも



それよりも早く
昇天すんのかな


高熱に惑わされ
気持ちは降り坂


責付かれいつも
手一杯なんだよ


結局この世界も
俺も自分の事でさ



窓辺のcurtainが
狂風で暴れ捲る
























※A nasty disease
…厄介な病気

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