追想の彼方

移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに

忘却へ散り行け

かすみ じゅん

どうでも良かった
事なんだろう本当

きっとあの蟠りは

だけどどうしても
ここは譲れないと


拘り曲げられずに

引掛かり胸の奥が
むず痒くなっている

だのに気儘に平然
鏡に写る綻んだ顔

どんな悩みもない
そんな素振り見せて

分からないよな
これが自分なんだ

偽りの無い事実


外は遍く漫ろの雨

ばらり弾けて往き
夜を濡らす音色が

世界で起こった
昨日の全ての問題
洗い浚い溶かし

さっぱりとまた
真新しく今日の日を

塗り変えてくれる

何時ものことでも

格別に思える今宵

これが嘘だって

別に構やしない


穏やかに揺蕩う心に

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