追想の彼方

移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに

朧げな追憶の海で

かすみ じゅん

感覚を頼りに
手繰り寄せる
遠い昔の幼き記憶

潮騒の弾ける
愉しげな響きの中に
心は浮かんで

誘われるまま
緩み解けてゆく

頑と何ものにも
めげず己を貫き
信じる道を進む

自分への固い約束

そんなもの手放して
今は、今だけは

吐き出せる場所も
悩み捲れる場所も
忘れ去れる場所も

真夜中を漂える
たった独り佇む
この隅部屋にしか

本当はこのまま
流されて運ばれ続け

偶然にもどこか
穏やかで居れる地に
辿り着けりゃlucky

根詰めて頑張って
必死こいて望み通り
じゃなくとも別に

良いんじゃないか
それはそれでまた
そんな風に思える

暗く透き通る闇宙
ゆらりら斜上の方
淡い青空を眺めてさ


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