追想の彼方

移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに

見守る夜空の友と

かすみ じゅん

寒く悴む闇の中
まるで暗い海底さ

沈んじゃったみたい

深海魚のようか
それとも幽霊かな

ただ漂うようにも
彷徨うようにも

いつもの routeに
棘出す街灯を頼り
ざりがり舗装を

歩き続けるのさ

駐車場に停まる
黒い車も白く染まり

公園の砂地も凸凹に
固まってらあね

休まず歩くのだ

ぼりごり霜柱壊し
ひりぴりする
風を潜りながら

長い道路沿いも
眩い自販機前も
コンビニも通り過ぎ

進んでいくばかり

切りも無く辿る
この冷たい夢幻の夜

それでも今日は
独りなんかじゃない

数えるほどの星屑
まんまるなお月様
供に連れて歩いてる

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