追想の彼方

移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに

If I feel empty and alone

かすみ じゅん

浮かんではまた
解けて消えるように


暗宙へ昇ってしまう


何処に行ったんだろ
言葉はいつも気紛れ


束の間の自由は
夏の終わりに肌寒く


やけに冷え始めた
夜更けの静寂が
虫の音に混じり合う


転がっていくのさ
そればかりだな俺は


留まる場所も未だ
見付からないまま


ここにいるのに
ここにも其所にも


居ない気がする
影が薄いんだきっと


漸く手に入れても
また直ぐ手放して


飽き足りないんだろ
毎度の如く
収束不能さ


遊んでいる三半規管


何か格好つけて
そんなことばっか
考えては上目に


贅沢な悩みと
空っ穴な心が
じゃれ合いながら


さらり気抜けた
軽めの季節を
ぐるぐると回り弄ぶ
























※If I feel empty and alone
…虚ろに独り思えば

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