潮に解け胸の帳も
ひしゃり間置き
そしてぱしゃりと
深夜の小さき浜辺
子守唄のように
波は囁いている
10丁程に拡がる湾
対岸には眩い港と
滑らかに入り組む
高架海道が繋がり
街灯の paradeは
煌びやかな夜景を
まるでcolorfulな
打ち上げ花火のよう
揺らいで海面にも
彩りを散りばめて
それは自分だけに
用意されたみたい
涼しげに藍闇に映る
静かに見据え
戸惑い吐出す
淡い溜め息に混ぜ
ここだけは今だけは
偽りの欠片もない
穏やかな時間が
流れているから
予測不能な危機に
翻弄される世界も
いずれ何事も
無かったかのように
落ち着く時が
例え無理矢理でも
信じて固く
訪れると