追想の彼方

移り変わり揺れ動く心の内を 気儘にも身勝手にも感じるままに

奮わせる寂れ心を

かすみ じゅん

澱み沈む一日を
振り返り今宵は

切なさ綴られる
poetryに入り浸り
酔い痴れて暫く

ちくり針のよう
胸に刺さる言葉

奥深く潜り込み
抜く事も出来ず

その辛気臭ささ
脱ぎ捨てたくて

温い部屋を退き
雨後の庭に出た

ひやりと横顔を
甘く匂う風が過ぎ
舞い行く夜空に

身も心も丸ごと
さっぱり洗うよう

中途半端に伸びた
短髪を撫ぜ回す

皆んな何かしら
抱えながら悩みを

打ち明けられず
自分と同じよう

それでも何とか
己を拠り所にして

それでも何とか
幸せを掴もうと

それでも何とか
もう少しだけ先に

迷いを振り解き
立ち向かおうと
1歩でも1㎜でも

進もう踏出したい
と藻搔き続け今も

果てなき競争と
諍いの渦に吞まれ

誰しもが人知れず
この世界の片隅で





















※poetry
…詩(ポエム)

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