どっかに開いた針先程の 小穴から空気の抜けていく 萎んだ浮き輪に掴まって 自棄くそでバタつき 疲れて脚を伸ばしゃ 足着く浅瀬にまだ独りきり 遠い海原はまるで蜃気楼 一向に近づく気配なし おぅ、見詰める両の瞳は 涙の滲む虚しさの双眼鏡 俺ぁここ数年 無我夢中って程じゃないけど 懸命にぼちぼちとぼり ... 続きをみる
浅瀬のブログ記事
浅瀬(ムラゴンブログ全体)どっかに開いた針先程の 小穴から空気の抜けていく 萎んだ浮き輪に掴まって 自棄くそでバタつき 疲れて脚を伸ばしゃ 足着く浅瀬にまだ独りきり 遠い海原はまるで蜃気楼 一向に近づく気配なし おぅ、見詰める両の瞳は 涙の滲む虚しさの双眼鏡 俺ぁここ数年 無我夢中って程じゃないけど 懸命にぼちぼちとぼり ... 続きをみる